せやね~

11・7 @大阪 後藤屋材木商店
しかし 大阪は 人情ってものが まだまだ生きてる街やね~
今回も 毎回お世話になってる 太鼓マン 大ちゃんちに拠点をおかしてもらって
後藤屋にお世話になりました~♪
前回も来てくれたお客さんも ちらほらいてはって むっちゃ嬉しかったわ~
一度会えば 次会うとき懐かしいと思える 出会いと旅 きってもきりはなせないね~

ここでも 一つ曲ができそう♪
大阪 アメリカ村 若者がたくさん行きかうこの街で ぽつんと明かりもついていない
小さな洋服屋さん
覗いてみると そこには色とりどりの生地でできた かわいらしい洋服がズラリ
隣にいたおばさんが 「入っても大丈夫よ」と

重い扉を開いたら 中から小さなおばあちゃんが「いらっしゃい~」
と明かりをつけてくれた
ぱっと明るくなった店内には 本当に鮮やかな生地で作られた ワンピースやらコートやら
スカートやら シャツやら が所せましと並んでいて どれもこれもおばあちゃんの手作りだという。 その中に 気に入ったワンピースを見つけてしまった私は 貧乏ツアー中という事も忘れ
着るだけと言いつつ試着してしまった。
ピッタリ
ピッタリでしかも 後ろからのシルエットがめちゃめちゃ素敵☆
だけど どうみても 生地がテカテカしてるしラメラメしてるし 高そう~
「ええやん あんた それ 凄く似合ってるで」と おばあちゃんも売る気満々
値札を見たら なんと 6万円!!!!!!
買えるわけがないじゃん したらおばあちゃん「お金はいつでもええから 銀行にお振り込んでもらえれば ええよ」って 流石大阪 商売上手!
とは言っても6万は無理だよなぁ~ 「これお幾らですか?」知ってるけど一応断るきっかけに聞いておこう! 「5千円でええよ」 「はっ?!5千円?? 5千円でいいんですか??」
「ええよ あんた よう似合ってるし 気に入った人に買っていってもらいたいしなぁ もう12月でここ閉めるから もっていって」
騙されてるんじゃないかと一瞬耳を疑った
だけど本当にいいらしいので 5千円で普通じゃ買えないような ドレスを買ったのだ

このままじゃ帰れないと思い何かおばあちゃんにお返しができないかと考えた
そこでイサクとまさに楽器を持ってきてもらい1曲歌わせてもらうことにした

その おばあちゃんのお店は 皆美といって 皆様が美しくなるようにと付けられたお店で
60年間 一代で築いてきたらしい
大正9年産まれの87歳 若い頃に 帽子屋に奉公に出された際に 裁縫を習って
20歳前に 単身フランスへ 洋裁の勉強をしに 留学した
帰ってきて 自分のお店を大阪の今の場所にオープンしたらしい
その頃は 従業員もたくさんいて お弟子さんもたくさんいたとか....
今はたった一人で 休みも無く 朝から夜まで働いている
でも もう針に糸を通すこともできなくなり 今年一杯で60年間の歴史に幕を閉じるということだった。 春からは お弟子さんの一人が 世話してくれて ケアハウスに行く事になっているとか

その話を聴いて 一層その店の中に充満している おばあちゃんの洋服に対する想いや
洋服一枚一枚に込められた 愛情や夢が 痛い程伝わってきて おばあちゃんに演奏してる途中 泣いてしまいそうだった
おばあちゃんを感動させるはずが 自分達が感動してしまって もらってばかりだった....

流石に60年間もやってきて このお店がなくなるのは寂しいでしょ?って聞いたら
「何も寂しくありません ようやりましたもん ほんまに ようやりました 悔いなんて一つもありませんわ」 
後は 自分のお弟子さんが いるから 店がなくなっても 想い残す事はないんだって

ガラス窓から見える 若い人たちの せかせかと歩く人の波を見つめながら
おばあちゃんは 堂々と胸を張って 晴れ晴れとした顔で そう言っていた
その横顔は とても綺麗で美しかった

皆様がうつくしくありますように......
おばあちゃんの小さな願いは きっと叶えられたんだと思う

もう一度ここに戻って来たいと思った私は お店は閉まっても3月までお店にいるというので
おばあちゃんの親しい人や お店のお客さんなんか おばあちゃんの呼びたい人たちを呼んで
皆美閉店ライブをやろうと思っています♪これから おばあちゃんと連絡をとって 春にまた
ここへ帰ってきたいと思います!!
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後藤屋材木商店の皆~ありがとう♪この先も末永く~ヨロスィク☆
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皆美のおばあちゃんのお店
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この後まさは 演奏して感動のあまり号泣
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演奏会 成功させようね♪
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by ta-yutatayuta | 2007-11-22 23:17